当店では、年間を通してお客様からオーバーホール作業を承っております。
オーバーホールとは、車体に装着されている全ての部品を取り外し、分解、洗浄、点検を行い、再び組み立て、調整を行い、可能な限り納車時の性能状態に戻す整備作業のことで、普段のメンテナンスでは、取り除くことのできない汚れや、不具合などを改善し、ロードバイク本来のパフォーマンスを戻します。
納車したての状態を100%とすると、走行距離を重ねるごとに95%…90%…80%…65%と少しづつ劣化が進んでいきます。
当店でご購入いただいた自転車の場合、注油や調整等の日常的なメンテナンスは、無料で承っておりますが、それにより少し状態を回復させたとしても、100%には戻せません。
慣れにより不具合や劣化などへの感覚が曖昧になっていて気づかないこともあります。
消耗品を交換せずに使用したり、不具合があるままで使用することにより、故障に至ってしまうことも多々あります。
オーバーホールをすることにより自転車は、耐用年数を延ばすことができます。
「今の状態に問題は無いのか?」、「どこか悪いのか?」を確認するためにも、愛車とより長く付き合っていくためにも、乗車中の突然の故障による事故を防ぐためにも、定期的なオーバーホールをおすすめしています。
オーバーホール前の状態の一例
外見は、綺麗でもフレームの内側(ヘッド内部やBB内部など)は、グリスの劣化、水や汗による錆、駆動部は、鉄粉や砂、土やほこりとオイルが混ざった油汚れ等々…想像以上に汚れています。
消耗品のタイヤやチューブ、ブレーキシュー、ブレーキパッドやローターなどの他、チェーンやスプロケット、チェーンリング、プーリーの歯なども摩耗しています。
これらの汚れや劣化により、本来の走行性能や操作性能は著しく失われています。
ステムキャップ内に溜まった汗塩 | 劣化し腐食したヘッドパーツ内のグリス |
ブラケットカバー内に溜まった汗塩 | 汗等で腐食したアルミハンドルバー |
シフトワイヤー断裂 | フォークの下ワン部の錆と汚れ |
汚れが蓄積したフロントディレイラー | 汚れが蓄積したリアディレイラープーリー |
摩耗したチェーンリングの歯 | 錆びたボトムブラケット |
劣化したホイールハブ内のグリス | 摩耗したディスクブレーキパッド |
オーバーホール作業
自転車の状態により作業は異なりますが、通常は下記の作業を行います。
・フレームからパーツの取外し
・パーツの分解・洗浄・点検
・フレームの洗浄・点検
・パーツの組付け&グリスアップ
・点検・調整
オ-バーホールの詳細、及び料金につきましては、「オーバーホールのご案内」をご覧ください。
パーツの変更及びアップグレードについて
各パーツのカスタマイズ及びアップグレードすることで、より高いパフォーマンスで、より安全に、より快適に長く乗り続けることが可能になります。
パーツのカスタマイズやアップグレードをお考えの方は、オーバーホールの際にされることをオススメします。
BB(ボトムブラケット)、サドル、タイヤ、ビッグプーリー、ホイールなど変更及びアップグレードした際の取付作業工賃が発生しないためお得です。
お持込品の組み付けなども柔軟に対応させて頂きます。
■バーテープ
■ハンドルバー/ステム/シートポスト
■ボトムブラケット/ビックプーリー
■チェーン
■サドル
■タイヤ
■ホイール
カスタマイズやアップグレードに際し、ご予算や用途などお客様のニーズに合わせてご提案させていただきます。お気軽にご相談ください。
SHIMANO、Campagnolo、SRAM電動コンポーネント ファームウェア・アップデート
SHIMANO、Campagnolo、SRAMの電動コンポーネントは、それぞれ定期的にファームウェアが更新されたいます。
不具合の修正や新機能の追加などが更新されますので、常に新たなファームウェアで使用されることを推奨します。
当店では、ファームウェアのアップデート作業も承ります。
新型Di2シフトレバー電池交換
STIレバー(デュアルコントロールレバー)は、ボタン電池とICチップが内蔵されています。
シフトスイッチを2つ同時に0.5秒以上押し続けると、バッテリー残量によってレバー上部のLED部が点灯します。LEDが点灯しない場合は電池残量ゼロです。
黄緑:電池残量11~100% | 赤:電池残量1~10%(電池交換必要) |
DURA-ACE、ULTEGRAは、左右各1個。105は、左右各2個必要です。
当店では電池交換も承ります。ご希望の際は、予めバッテリー在庫の確認をお願いします。
オーバーホールについてご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せください。
オーバーホールをご依頼の際には、お手数ですが来店前にご予約をお願いいたします。